Recruit

2Dアーティスト H.S
2017年入社。専門学校時代からキャラクターデザインを学び、現在はスマートフォン向けタイトルでキャラクターデザインから着彩までを担当。
Q1. CyDesignationに入社したきっかけ
入社前にインターンに行ったのがきっかけでした。インターンの研修ではまず既存のゲームキャラの模写から始まり、しばらくすると「季節限定キャラ」や育成による「進化後」といった別バージョンのラフを自分で考えて描きました。あとは完全オリジナルのキャラも見てもらいましたね。
これまで自分で好きに絵を描くことはあっても、会社でプロとして絵を描いた経験がなかったので、とにかく勉強になることばかりでした。スタッフそれぞれのレベルが高く、良い刺激を受けているうちに、この会社でもっと絵が上手くなりたいという気持ちがどんどん大きくなっていきました。

Q2. 入社後の業務は?
入社してから現在まで、スマホゲームのキャラクター制作を担当しています。最初は線画や着彩、キャラの表情差分を描いていました。そこから各スキルを磨いていき、今ではキャラクターデザインも任せてもらえるようになりました。
キャラデザは発注書の内容から方向性を定めて、描きたいモチーフの関連物を調べてから描いていきます。最初のころは同じようなパターンばかりになりがちで、引き出しの多さが重要だなと痛感しました。ただ、キャラデザを担当すると、発注書の段階から実際にゲームに実装されるまでの全工程を見られるのでより楽しいですね。
各工程でアドバイスを受けながら進めていくのでそれぞれのスキルが上達していきます。また、あとから描いた絵を見返すと当時受けた指摘をより深く理解でき、自分が成長している点も感じられるようになりました。

Q3. 会社の雰囲気は?
コロナ禍の前に出社していたころは、それぞれが黙々と集中して作業に打ち込んでいる感じでした。ただ、わからないことがあればいつでも聞けばしっかり返してもらえるし、雑談しながらコミュニケーションもとれていましたね。
現在は在宅勤務ですが、毎日オンラインで共有事項を話したりイラストを確認してもらったりするミーティングがあるのと、社内SNSに雑談専用のチャンネルもあるので活発にやり取りができます。また、出社していたころ、イラストのチェックは個々で相談していましたが、今はオンラインでチェックを受けたい人が集まって画面を共有しながらフィードバックを受けます。自分のイラストだけでなく、他のスタッフへの指摘も自分のものとして吸収できるので、すごく学びがありますね。

Q4. 仕事で役立っているスキルやマインドは?
自分の得意分野を生かせるタイミングが結構あります。私は模様や装飾など、細かい絵を描くのが好きなので、キャラデザに入ったときに役に立ちました。また、自分の得意なことは生かしつつ、基礎となる骨格や筋肉といった体の構造を把握したり練習したりするのも大事です。あとはファンタジー系のイラストを描くことが多いので、例えば鎧を描くにしても「かっこよさ」だけを重視すると「これだと膝が曲がらないよ」と指摘を受けることもあります。ビジュアルだけでなく構造面もしっかり意識して描けるよう、学ぶ姿勢をしっかり持つようにしています。